ヒトリエ / HOWLS:内なる想いを叫びたい、自分を見つめ直すかの様な一枚
HOWLSとはどんなアルバムなのか。

一言でいうと 自分を問う アルバムだと感じました。
色んなキーワードがあるように思いました。
私がHOWLSを通して聴いて感じた印象は・・・
最初は自分の想いを、夢を形にすることが出来なかった主人公が、最終的には叫べるようになった。
そんなストーリーを感じました。
どの曲にも、自分の想い、感情(喜怒哀楽)を強く感じさせるフレーズが多かったです。
繰り返し同じ言葉が続く部分も多く、より深く、強く刻まれているように感じました。
サウンドとしては期待を裏切ることのないヒトリエサウンドが繰り広げられてます。
ファンの方なら共感して頂けると思うのですが、私はずっとぶれない彼らのサウンドが本当に好きです。
いつ聴いても、私がハマった時のサウンドがそこにあり、常に洗練された姿を見せてくれます。
そう、今回のアルバムHOWLSでも同じように進化した、精錬されたヒトリエサウンドを120%感じさせてくれてます。
どんな曲が収録されているのか。
1曲ずつ想いを語ると膨大になるので各曲に一言ずつ感想を書きたいと思います。1|ポラリス
喜怒哀楽すべてが僕の譲れない光だってこと
「リトルクライベイビー」を彷彿とさせる、ヒトリエサウンド爆発、主人公の想いを感じる1曲
2|伽藍如何前零番地
見えてるものばかり集めて悦に入る奴等は置いてこうぜ
形なきモノに覚えた傷みを抱え転がろうぜ、ね
グルグルと考えている、見てくれではなく本当の中身の姿を分かれと言われてるかの様な1曲
3|コヨーテエンゴースト
胸撃つモノはソレばかり。
赤毛のコヨーテは吼え捲り。
へべれけに記憶を失くして尚、
唄い、唄い、唄いたがって、
地を這って上がるようなメロ、想いを張り上げたいけど上げれない主人公を彷彿とさせる1曲
4|SLEEPWALK
目を合わせて喋れないんだ
喜怒哀楽のどれでさえ
不安になりながらも自分なりの表現、愛し方しかできないと悟った様な1曲
5|殺風景
先入観を抜いて話せ
臆病者のあたしを許せ
絶妙なタイミング寄越せ
殺風景な都市の狂騒
自分の想いを憂いを帯びた姿そのまま叫んでいるような1曲
6|November
こっそりと閉じた瞼
灯りを探している
頬を伝ってく風は
何処に向かう
何処に向かう
確かにこの感触、感覚は間違っていないと確かめていくかのような1曲
7|LACK
この欠けた心の
意味を握りしめる度に
足掻くしかないんだって
また思い知らされてしまった
自分自身を見つめ直し、ありのままを自覚した上で卑下するかのような1曲
8|Idol Junkfeed
絶望、エスケープしろ
雑音でハウリングしよう?
運命に抗うなんてつもりも
無かったのだけれど。
個人的キラーチューン、卑下した自分に喝を入れて、再び起き上がらせるような1曲
9|青
僕らの青はいつまでだって
消えることなんてないって思ってた
だから
僕らの恋がいつか終わって
それでも残るものを信じるよ
自分が何かを失っても尚、残り続ける自分の中にある色(青)を感じる1曲
10|ウィンドミル
なぜ、吹く風、見惚れたのか
わからずそれでも笑えるから
唄え、ただ唄え
この居場所にいるんだよ
僕らは
今の自分を理解、認識した上で、自分を乗り越えて成長を示唆させるような1曲
本当に自分を見つめ直させられるようなアルバム、ストーリーです。
少しでも気になる曲があれば、試聴も出来るので是非浸ってみてください。
最後に・・・
フラゲしたヒトリエの最新アルバム「HOWLS」の感想を書いてみました。ヒトリエを知っている人も、知らない人も、少しでもこのアルバム、ヒトリエの良さが伝わるといいなと思います。
少しでも気になった人はトレーラーもあるのでチェックしてみてください。
尚、このアルバムを引っ提げたツアーも予定されているので、読んでみて、聴いてみて、気になった人は是非生のヒトリエサウンドを感じに行ってください。
裏切ることのない素敵なライブを体験出来ること間違いないです。
ヒトリエツアーチケット情報
ここまで読んで頂いたあなた、本当にありがとうございます!
素敵な音楽ライフを過ごせることを願ってます♪
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