米津玄師(よねづけんし)、ハチとは:中毒性の高いメロと独自の世界観を展開する天才
米津玄師(ハチ)ってどんなアーティスト?

今回は、昨年(2018年)紅白歌合戦にも出演された今の時代を飾るアーティストと言っても過言ではない米津玄師(よねづけんし)について語っていきたいと思います。
尚、私は中高生時代にニコニコ動画にかなりハマっており(通称:ニコ厨)、その当時のハチ(ボカロP名)としての活動から聴いておりました。
当時の記憶を思い出しつつ、私が思う米津玄師(ハチ)についてご紹介させて頂こうと思いますので、少しの間お付き合い下さいませ!
米津玄師(ハチ)はボカロPである。
先ほども少し触れましたが、“米津玄師”という本名名義での活動される前、”ハチ”という名義でボカロPや歌い手の活動をニコニコ動画を中心に精力的にされておりました。
あれは遡る事10年前(正確には削除された動画もあるのでもう少し前ですが)、「お姫様は電子音で眠る」という楽曲でボカロPデビューを飾りました。
米津玄師(ハチ)は当時からかなり人気のあるボカロPでして、ニコニコ動画ランキングのTOPに入る常連投稿者でした。
私もランキングをチェックし、投稿アカウントをフォローしてチェックしたものです笑
数多くのボカロ楽曲を投稿した後、2012年2月20日に「ゴーゴー幽霊船」を”米津玄師”という名義で初めてニコニコ動画に投稿されました。
当時、私は大学生で、暫くハチの投稿が無く寂しいなと思ってた所からの本人が歌う動画が投稿され、かなり衝撃を受けたのとワクワクしたのを覚えてます。
っとまあ、かなり掻い摘んで説明しましたが、米津玄師(ハチ)の世に放たれた楽曲はかなり昔から、そしてネットミュージックや初音ミクという文化から始まったという訳です。
実はこの頃に作成された楽曲が今の曲に反映されていたり、ライブで演奏されたりすることもあるので興味ある方は是非ニコニコ動画の”ハチ”としての米津玄師をチェックしてみることをお勧めします!
ボカロ曲でチェックすべき曲は?
それは勿論・・・全部!と言いたい所ですが、それでは説明する意味がありませんので、“米津玄師”名義では音源化されていない楽曲として稀に演奏される楽曲として2曲紹介します。
まず一曲目は「マトリョシカ」です。
聴きやすいようにYouTubeのリンクを載せておりますが、元祖はニコニコ動画です。
かなり昔から聴いておりますが、未だにしっくりくる解釈が出来ていない程に個人的に歌詞が難しいですが、半端なく聴きやすくいつまでも聴き続けれる様な中毒性のあるメロを持っています。
必ずや自分が納得できる解釈が出来た際には記事を起こします。
尚、未だメジャーとしてライブをやられる前だったと思いますが、ニコニコ動画の配信で米津玄師バンドがスタジオで演奏されてるのを聴いた記憶があります。
私は生で聴けたことはないのですが、極稀に演奏されることがあるらしいです(めちゃめちゃ羨ましい)
2曲目は「パンダヒーロー」です。
この曲もまたまた歌詞が難しい。
ボカロ時代の曲は個人的にかなり使っている言葉も難しく、分かり易く解釈するのが私には難しいのですが、それ故に沢山の解釈が生まれ、個々人にとって生き生きとした世界を生み出していた様にも思っています。
「パンダヒーロー」は、唯一私が見た事のあるライブ2016年のROCK’N ON JAPANで演奏されておりました。
当時、最高に心揺さぶられました。
因みに、「パンダヒーロー」はハチ名義の2nd Album「OFFICIAL ORANGE」に収録されている音源とYouTubeやニコニコ動画に挙がっている音源とでちょっと違います。
音のバランスや音使いが違うので、曲の流れと言いますが、メロディに大きな違いがあったりする訳ではないのですが、聴きなれた人からすると結構違って聞こえてきますので、興味ある方は聴き比べしてみると面白いですよ!
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では、米津玄師名義のチェックすべき曲は?
こちらもまたかなり沢山あるのですが、絞りに絞って3曲。
まず1曲目は「Lemon」
言わずと知れた名曲ですね。
米津玄師さんの祖父が亡くなった際に書き下ろしされた言われる当楽曲はドラマ「アンナチュラル」とのタイアップ、紅白歌合戦での披露と米津玄師の代名詞とも言うべき曲になったのではないでしょうか。
私は初めて聴いたのは「アンナチュラル」のエンディングだったのですが、ドラマにマッチングしている且つ、曲の圧倒的な世界観に”あ、これは間違いなく跳ねる”と思ったのを覚えてます。
跳ねることに嬉しさともっと遠くなってしまう感じがして、ちょっぴり切なく感じたのも覚えてます笑
曲の意味やMVの考察についてはとてもじゃないですが、サッと書けるものではないので、いつかじっくり1記事としてお送りできればと思います。
2曲目は「砂の惑星」
ハチとして投稿された曲をあえて米津玄師のセルフカバーとして紹介するのはやはりボカロPであることと米津玄師であることを繋ぐ楽曲とも言うべきものだと感じた為です。
米津玄師名義 4th Album「BOOTLEG」に収録されているこの楽曲は、まさにボカロという音楽シーンを米津玄師(ハチ)節で語った曲であると私は感じました。
歴代のボカロの名曲を感じさせる歌詞、時代を感じさせるメッセージが当時と今を上手く表現されていると思います。
ボカロPとしてのサウンドを知っている人からするとこれ程までに久々に衝撃を与えられたのはないのではないかという程の名曲だったかと思います。
3曲目は「ゴーゴー幽霊船」
米津玄師名義初の楽曲、”ハチ”から”米津玄師”へ昇華された瞬間を感じさせられるこの曲を外すわけにはいきませんでした。
サウンドはボカロの良い所を残しつつも、“生身の人間としての楽曲になるとこうなるのか”と感じさせられる、心地よさが半端ない曲です。(説明が難しい笑)
1st Album「diorama」に収録されているのですが、未だにライブでも演奏されることがあります。
昔からある根強い人気の1曲であることは間違いありません。
豆知識(MVの画、ハチが歌唱した初めての楽曲)
曲についてはあらかた語ったので、私が知り得る豆知識を。
「ゴーゴー幽霊船」や「vivi」、ボカロ楽曲でいえば「リンネ」や「結んで開いて羅刹と骸」など、米津玄師(ハチ)楽曲のMVにはイラストが良く登場します。
実はこのイラストは米津玄師(ハチ)本人が作画担当されております。
しかもですね、昔の曲に関しては”マウスだけで書かれた画”であり、マウス絵師としての名前もお持ちでした。
マウスでこれ描けるの!?と当時驚きました笑
そして、”ハチ”として歌唱がされた曲・・・そう、“米津玄師”ではなく”ハチ”として本人が歌唱された曲が存在するのです。
それはハチ名義 2nd mini Album「OFFICIAL ORANGE」の最後に収録されている「遊園市街」という楽曲です。
歌い方やボーカルのMIXの仕方は今とあまり変わりないですが、ちょっと癖が今より強いかと思います。
個人的には貴重な音源だなと感じる一曲です。
尚、ソースが用意出来ないので頭の片隅程度に・・・過去に歌い手としてニコニコ動画に投稿されていたこともありました。
今はアカウントも動画も存在しないので残念ながら聴くことはできませんが、当時のボカロの曲が米津玄師の声で聴くことが出来たのだと思うと・・・聴きたいですね笑
おススメのアルバムは?
はい、こちらも独断と偏見でお勧めしますが、2nd Album「YANKEE」を推薦します。
「diorama」より聴きやすく、それでいて米津玄師としてのサウンドがかなり活き活きとしている印象です。(「diorama」はボカロ時代が好きな人が好きなアルバムだと思ってます笑)
キャッチー且つ、曲1つ1つの深みはそのまま、音の作りも非常に面白く、音楽活動をしている人からしても楽しくなってしまうフレーズが沢山ある印象です。
当時、私もバンドを組んでいてコピバンした時に「花に嵐」を演奏させて頂きました。
本当、収録されている曲全てがリード曲と言っても良いほどに延々と聴いていられるアルバムなのでまだ聴いたことない方は聴いてみて欲しいです。
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最後に・・・
如何だったでしょうか。
米津玄師(ハチ)の世界について少しでも知れたことがあれば幸いです。
今回は米津玄師(ハチ)さんの音楽、サウンドにかなり注力して書いたので、プロフィールの様な要素は皆無ですが、それは別の方やWikiの方を参照していただければと思います笑
あくまで一ファンとして、好きな曲やこういう想いで作られたのでは?という見解なので、賛否両論あるとは思いますが、知らない方が、もっと知りたい方の何かのきっかけになれればと思います。
今後、米津玄師(ハチ)の曲解釈もしてみようかなと思っているので、その際にはまた是非ご一読頂ければ幸いです。
ここまで読んで頂いたあなた、本当にありがとうございます!
素敵な音楽ライフを過ごせることを願ってます♪
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